そろばんでつくる21世紀型の脳
●右脳開発により、左・右脳をバランスよく育てる
日本人は日本語を左脳で話すために、日本語をマスターしながら左脳はどんどん強くなっていきます。それに対して欧米人は言語マスターに右脳も大きく活動させるため、本来、右脳が強くなります。日本の子供達が同年齢の欧米人よりも計算が強いのは当然であると同時に、欧米人が一般に日本人よりも創造性・独創性に優れているのも言語脳のなせる業です。
最近、我国でもベンチャー育成の必要性が力説されてまいりましたが、そのためには先ず、右脳を鍛える教育・技術を開発しなければなりません。また、右脳を鍛えておけば痴呆になりにくいという報告もあります。
そこで、珠算式暗算の登場となります。珠算式暗算は頭の中でソロバン珠を組立て分解させて演算を進めるわけで、アナログ脳としての右脳の鍛錬に役立つであろうということは早くから想像されていました。最近までに、大脳生理学と脳の血流を精密に測定できる機器の開発により、珠算式暗算が右脳活性化に極めて有効であることが実証されるようになり、これまでの推論の正しいことが明らかとなりました。
従って、珠算の先生方に特にお願いしたいことは、簡単でも結構ですから、すべての子供達に珠算式暗算を教えて頂きたいということです。暗算までマスターして初めて珠算学習は完成することになります。
●自立心を育てるそろばん
珠算学習は見たり聴いたりした数字を、そろばん珠を指で動かしながら計算するとても緊張する学習です。正しい答えを出したときには、友達と喜びあい、友達間で真剣に競争しているうちに、自然に我慢すること、失敗を恐れない自信が身に付き自立心を養うことができます。
また、上級を目標にして練習に励むことで、自分自身の力を伸ばしたい気持ちが「やる気」となり、練習を続けるうちに目標をやり遂げる人になります。
【脳のしくみ略図】
「見る・聴く・触れる」ことにより脳を刺激し、活性化させる研究がなされていますが、最近、特に高速音声で聴覚を刺激することで脳全体を活性化できることがわかりました。どの時期に何をすれば脳の機能を活性化できるかを正確に理解することが、重要なポイントとなります。
そろばん学習は(公社)全国珠算学校連盟加盟教室で
●全国珠算技能検定試験
平成28年9月25日㈰・11月27日㈰
●全国算数能力検定試験
平成28年10月16日㈰
主催:社団法人全国珠算学校連盟
後援:文部科学省
公益社団法人 全国珠算学校連盟
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(問い合せ/徳永まで)
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